業務改善PT2022|資金管理等検討チーム

資金分配団体と指定活用団体であるJANPIAが、よりよい休眠預金活用事業を作り上げていくために、共に取り組む「業務改善PT(プロジェクトチーム)」。2022年度業務改善PTの「資金管理等検討チーム」の活動を紹介します。
2022年度業務改善PT 「資金管理等検討チーム」で目指すこと
2021年度業務改善PTの「資金管理関連検討チームでの議論をベースに、制度見直しに向けた議論を実施します。本年のメンバーは、9団体10名+オブザーバー1団体1名となりました。
活動報告
2022年7月11日 第1回キックオフミーティング
アジェンダ ・2021年度業務改善PT 資金管理関連検討チームでの議論の振り返り・「5年後の制度見直し」におけるポイント ・今後の検討方法等意見交換 など |
[議論概要]
- 2021年度の振り返りと、次年度の課題として調整中の事案(自己資金の確保 等)について確認を行いました。
- 事務局と19年度通常枠の資金分配団体が「制度の5年後見直しに関する意見交換」を実施中であることを報告。意見交換の内容も踏まえ、課題を整理して議論を進めたいという事務局の提案についてメンバーで意見交換し、進め方の同意を得ました。
2022年8月4日 第2回
アジェンダ ・自己資金について |
[議論概要]
資金分配団体と実行団体とでは役割・立場が違うため、自己資金の在り方はそれぞれに検討すべきであることを前提に議論を進めました。
以下は、議論の過程で抽出された、資金分配団体及び実行団体に共通する主な課題感です。
- 資金分配団体と実行団体それぞれの役割を明確化する必要がある
- 団体の置かれたフェーズや活動分野により状況が異なるため、一律で自己資金の割合は決められるものではない
- 団体の置かれたフェーズや活動分野により状況が異なるため、休眠預金活用事業でどのような団体を支援したいか特定することも大事
- 休眠預金活用事業の中で自己資金を調達することと、団体の資金調達力向上(自立)や事業の継続性は必ずしも一致しない
2022年9月22日 第3回
アジェンダ ・第2回検討会の振り返り(自己資金確保のあり方)・資金分配団体に対する自己資金に関するアンケート調査結果について ・各経費に関する議論 ➢管理的経費について ➢PO関連経費について ➢評価関連経費について |
[議論概要]
- ①休眠預金等活用制度を利用する団体の自立、②ソーシャルセクター全体に民間資金を呼び込みやすくするための環境整備といった観点から取り組みが求められていた自己資金の確保について、通常枠を実施する44資金分配団体を対象に行ったアンケート結果について報告を行いました。
- 各経費の考え方について議論を行った他、制度関連4チーム(事業規模・3層構造のメリデメ・POの役割)においてPOの役割に関する議論が深まりつつあるため、当該チームと合同でPO関連経費にかかる検討会を開催することとしました。