年間で136tの食料を集め、延べ4,000世帯を支援。フードバンク北九州ライフアゲインが証明する、“共助”の強さ
2013年に福岡県初のフードバンク団体として設立された、NPO法人フードバンク北九州ライフアゲインは、「すべての子どもたちが大切とされる社会」を目指し、子育て世帯を中心とした食料支援に取り組んでいます。コロナ禍で急増した「食料支援の需要」と「食品ロス」の問題を受けて、同団体は食料を配布するだけでなく、サプライチェーンの効率化やステークホルダーの連携促進にも尽力しています。食料品店、中間支援組織、行政等と協力して22年度に集まった食料品は136t以上。月35世帯ほどだった支援規模は月100〜150世帯にまで増加しました。こうした功績の背景にはどんな工夫があったのか。理事の...
「罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために〜地域の生態系の視点から〜」リポート|JANPIA|インターン生活動日誌|
2023年3月よりJANPIAで活動を始めたインターン生の「活動日誌」を発信していきます。記念すべき第1回は、2023年3月23日に開催された調査研究シンポジウム「罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために〜地域の生態系の視点から〜」のリポートです! はじめまして!JANPIAにてインターン生として活動しているSです。「インターン生の活動日誌」第1回の今回の記事では、2023年3月23日に開催された休眠預金活用事業・調査研究シンポジウム「罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために ~地域の生態系の視点から~」に参加し、学んだことをリポートさせていただきます! シンポジウムの概要はこちらです。 ...
大阪府地域支援人権金融公社|休眠預金活用事業 シンポジウム2022
一般財団法人 大阪府地域支援人権金融公社が2022年12月1日に開催した、休眠預金活用事業 シンポジウム2022「社会住宅クライシス 地域共生社会をみんなでつくりだす8つの実践」の動画です。 <プログラム> 【第1部 13:30~】 1.ヒューファイナンスおおさか 代表あいさつ 2.JANPIAあいさつ(JANPIA 専務理事:岡田 太造) 3.休眠預金活用にあたって 4.基調講演『つながりをとりもどそう ~泉北ニュータウンの実践~』 ●基調講演 講師 NPO法人SEIN 代表理事 湯川まゆみ氏 【第2部 14:50~】 5.8つのとりくみ/実行団体発表 6.パネルディスカッション 7.まとめ...
地域の人たちの思いをTrial and error で形に。 複数の団体のチーム・アプローチによるまちづくり。|保見団地プロジェクト
保見団地は小高い丘陵地帯に広がるマンモス団地。一時期は10,000人を超える住民を擁していたそうですが、他地域の団地と同様に住民の減少と高齢化が進んでいます。一方、1980年代後半から近隣の自動車製造企業等の企業に働きに来たにブラジルやペルー等の人々の入居率が高まってきています。その中で生じたのが、日本人と外国人との間で起こる、言葉や文化・習慣の違いからのさまざまな問題です。その1つ1つの問題の解決めざし、日本人も外国人もそこに暮らす者同士として共生し、保見団地を“多文化多様性が輝く場”にするために立ち上がった休眠預金を活用した事業『保見団地プロジェクト』(資金分配団体:一般財団法人中部圏地域...
休眠預金活用事業・調査研究シンポジウムを開催![罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために~地域の生態系の視点から~]
今回の活動スナップは、JANPIA主催「休眠預金活用事業・調査研究シンポジウム“罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために~地域の生態系の視点から~”」の様子をお届けします。 活動概要 2023年3月23日(木)、JANPIAと更生保護法人 日本更生保護協会の共催により、「休眠預金活用事業・調査研究シンポジウム“罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために~地域の生態系の視点から~”」を開催しました。 本シンポジウムは、「安全・安心な地域社会づくり支援事業」(2019年度通常枠 資金分配団体:日本更生保護協会)について、JANPIAが委託した調査研究チーム(代表:津富 宏 [静岡県立大学])が、...
休眠預金活用事業・調査研究シンポジウム
2023年3月23日に開催しました、休眠預金活用事業・調査研究シンポジウム「罪を犯した人の立ち直りを地域で支えるために ~地域の生態系の視点から~」の動画をご紹介します。 <プログラム> 【第一部】 <開催挨拶> 動画▶ https://youtu.be/Mc431Q9RbRY 事務局説明:根尾 智子 JANPIA プログラム・オフィサー 主催者挨拶:岡田 太造 JANPIA 専務理事 <事業紹介> 動画▶ https://youtu.be/D5igPXI44mM 1.資金分配団体 :「安全・安心な地域社会づくり支援事業」 更生保護法人日本更生保護協会 2.実行団体1:「息の長い支援基盤整備事...
地域の“協働”を促す潤滑油。都岐沙羅パートナーズセンターが描く、「公」のあるべき姿とは|コロナ枠の成果を探るNo.1
新潟県 村上市の「NPO法人都岐沙羅パートナーズセンター」は、設立から20年以上、地域の間をつなぐ中間支援組織として、多種多様なまちづくり事業をコーディネートしてきました。地域内の協働を促進する活動の根底にあるのは、次世代の「公」を追い求める姿勢。公のあるべき姿とは何か? よき“潤滑油”であるためには何が大切なのか? 休眠預金活用事業(コロナ枠)として採択されたフードバンク事業の事例をもとに、理事・事務局長の斎藤主税さん、事業コーディネーターの佐藤香さんにお話を伺いました。[コロナ枠の成果を探るNo.1]です。 「自力ではもう頑張れない……」。急増した食料支援のニーズ 1999年6月、新潟県の...
「誰ひとり取り残さないために災害時に向けて平時からできること ~ネットワーキングの重要性を考える~」を開催!
『誰ひとり取り残さないために災害時に向けて平時からできること ~ネットワーキングの重要性を考える~[2022年10月26日開催]』の様子をお届けします。 活動概要 「課題・テーマ別ラウンドテーブル」の第2弾を開催。テーマは『災害対応』です。 大小様々な自然災害(地震、豪雨、豪雪等)が多発する昨今、休眠預金活用事業が対象とするあらゆる領域において平常時からの災害への備えが重要という認識が広まりつつあります。 休眠預金活用事業のプラットフォームにおいて、日頃からどのような連携ができるのか…。どのようなネットワーキングをすれば、万が一の発災の際に慌てることなく目の前の社会課題解決に取り組むことができ...
防災の鍵は「ネットワーク」の形成。支援を現場につなぐ上で必要なことは?|全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
台風、地震、豪雨、洪水、土砂災害……日本はその立地や地形、気象などの条件から、災害が発生しやすい国土と言われています。いつどこで起きるかわからない災害に備えて活動されているのが、資金分配団体(2019年度通常枠)である「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」と、その3つの実行団体である「北の国災害サポートチーム」「いわて連携復興センター」「岡山NPOセンター」です。4団体が目標として掲げている共通のキーワードが「ネットワークの構築」。4団体への取材から、災害時に地域内外の団体が連携するためには、平時から組織を超えたつながりが大事だということが見えてきました。 災害時に求められ...
<休眠預金活用事業>こども食堂ラウンドテーブル開催!
今回の活動スナップは、休眠預金活用事業「課題・テーマ別 ラウンドテーブル」の第一弾として開催した「こども食堂ラウンドテーブル」の様子をお届けします。 活動概要 JANPIAでは、休眠預金活用事業を通じて団体が得た情報・ネットワークや知見などを、各団体同士で連携しながら、課題解決に向けどのように今後に生かしていくべきかを考える場として「課題・テーマ別 ラウンドテーブル」を企画しています。 その第一弾として、2022年6月9日に「こども食堂ラウンドテーブル」を開催しました。当日は、休眠預金活用事業を通じてこども食堂の活動の支援を中心に社会の様々な諸課題に向き合う皆さまと、日ごろの取り組みを通じて感...
[休眠預金活用事業サイト]全国再非行防止ネットワーク 高坂朝人さん×荻上チキさん
全国再非行防止ネットワーク協議会代表・高坂朝人さんに、評論家でラジオパーソナリティーでもある荻上チキさんが伺いました。
タッグを組んでサポート。非行少年の「生き直し」|全国再非行防止ネットワーク協議会 高坂朝人さん×評論家 荻上チキさん【聞き手】
非行少年が社会復帰をしようとしても、様々な理由で再び犯罪に手を染めてしまう例は少なくはありません。2019年度通常枠〈資金分配団体:更生保護法人 日本更生保護協会〉の実行団体として、少年院出院後に地元を離れてやり直したいと考える少年・少女の社会復帰と社会自立の支援をしているのが、『全国再非行防止ネットワーク協議会』です。今回は、全国再非行防止ネットワーク協議会代表・高坂朝人さんに、非行少年を取り巻く状況や彼らへのサポートの現状、そして休眠預金活用によって実現した活動内容や思いを、評論家でラジオパーソナリティーでもある荻上チキさんが伺いました。その様子をレポートします。 ▼インタビューは、動画と...
日本自立準備ホーム協議会(仮称)設立準備会を開催!・全国再非行防止ネットワーク協議会
今回の活動スナップは、全国再非行防止ネットワーク協議会(資金分配団体:日本更生保護協会)が設立した、「日本自立準備ホーム協議会(仮称)設立準備会」にJANPIAスタッフが参加した際の様子をお伝えをご案内します。 活動の概要 全国再非行防止ネットワーク協議会は、更生保護法人日本更生保護協会(19年度通常枠資金分配団体)の実行団体として、2019年度より「罪を犯した青少年の社会的居場所全国連携 拡充事業」に取り組んでいます。2021年7月には、「日本自立準備ホーム協議会(仮称)設立準備会」を設立し、協議会設立準備を進めています。日本自立準備ホーム協議会(仮称)は、以下3つをミッションに掲げて活動...
子どもの未来に向けたコレクティブインパクトの実践!・エティック
休眠預金活用事業の瞬間を写真で伝える「活動スナップ」!今回は、『特定非営利活動法人エティック(ETIC.)〈2019年度通常枠・資金分配団体〉』が、ウェブマガジン「DRIVE」に掲載している記事について連携いただきましたので、紹介します。 活動の概要 NPO法人ETIC.(エティック)は2019年度より休眠預金等活用法に基づき、資金分配団体として「子どもの未来のための協働促進助成事業」を推進しています。全国の子どもを支援する団体が、協働による地域の生態系醸成を実践すること目的に、そのモデルとなりうる実行団体に対して資金的・非資金的な支援を実施中です。事業開始から2年目を迎え、6つの採択団体(実...
地道なコミュニケーションが継続的支援につながる。 長野県諏訪圏域にみる「こども食堂支援」
資金分配団体である『認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ』は、新型コロナウイルス対応緊急支援助成で実施する「子どもの居場所作り応援事業」をともにする5つの実行団体を巡り、日頃の活動状況や課題点などについて話す場を設けました。今回は、実行団体の1つである長野県の『諏訪圏域子ども応援プラットフォーム』の皆さんとオンラインで実施した「これまでの活動の振り返りや、途中経過の報告会」の様子をレポートします。” 原点へと立ち戻ることで意識を改革。 諏訪圏域ならではの草の根的支援活動 日本各地にある約5,000か所ものこども食堂の活動支援を行っている 『認定NPO法人 全国こども...